時間稼ぎに世界の報道機関から疑問の声 「日本の文化に反している」 「恥」 「フェアプレー?」 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00000059-goal-socc

28日のロシア・ワールドカップのグループH第3節、日本はポーランドに0−1で敗れた。
だがフェアプレーポイントの差で、かろうじてセネガルを上回り2位で決勝トーナメント進出を果たしている。

ポーランドの先制点を許して一時的にグループH3位となった日本だが、その後に同
時開催のセネガル対コロンビアでコロンビアがゴールを決め、フェアプレーポイントの
差でセネガルを上回り2位に浮上した。日本は終盤、ポーランドに得点を決められるか
セネガルが同点に追いつけばグループステージ敗退となる中で、パス回しで時間を
稼ぐことを決断。そのままスコアを維持し、セネガル対コロンビアも0−1のまま動かなか
ったために決勝T進出を決めている。

しかし、この日本の時間稼ぎは世界から見て印象が悪かったようだ。各国のメディアは「
恥」「ナンセンス」「嘆かわしい」などの言葉を用いて、こん試合を報じている。

アルゼンチン『TyC Sports』はこの試合について「東洋のチームは嘆かわしいパフォーマン
スで試合を締めた」と報道。またスペイン『マルカ』の試合レポートでは「試合は日本人たち
の赤面すべきイメージとともに終了した」と記され、同国『アス』のレポートでは「試合は死に
絶え、ナンセンスなものへと変わってしまった」と描写されている。加えて、チリ『プブリメトロ
』のレポートでは、日本が「臆面のない」チームであったとの感想を述べられている。

「日本は時間稼ぎを恥と感じず、“フェアプレー”が彼らを助けた。日本のベスト16入りは恥
ずべきものと形容できる。日本人たちは臆面のない時間稼ぎで、0−1の敗戦を維持した」

そのほかSNS上で、海外の有識者たちは日本がフェアプレーを行っていなかったと指摘。『
ツイッター』では「日本はフェアプレーに背き長ら、フェアプレーでもってグループステージを
突破した」「日本はクリーンなプレーを見せなかったにもかかわらず、フェアプレーでベスト16だ
」「日本の恥ずべき行いであり、彼らの文化に反している」「ポーランド対日本の最後の10分間を
見て、FIFAからフェアプレーが悲しいものであることを説明されたようだ」といった見解が並んでいる。